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くるみおはぎ・・信州で見つけた美味いもの・・ [食べもの]

8年半に及んだ信州暮らし。
いろんな所に出掛け、たくさん食べた。
あれだけ都会に戻りたかったのに、いざ引越しが決まると
「これが食べられなくなるのなら信州から離れたくない」
とまで思わせた品々を少しずつ紹介していこうと思う。

信州と言えばまず蕎麦(私は無類の蕎麦好き)だけど
東京でも美味しい蕎麦は多いので、まずは珍しめのものから。


上田市中心部にある『刀花』というカフェのくるみおはぎ。
大好きである。2週間に1度は食べてたかも。
くるみおはぎというのは東信地方の郷土料理だそうで、
最近では村おこしに一役かってるほどだ。
まるめたもち米をくるみをすりつぶし液状にしたたれにつけて食べるものと、
粉状のまままぶすものがあり、ここのは前者のタイプ。

注文してしばらくすると、センスのよい器に白くてまるいおはぎが
ちょこんと乗って運ばれてくる。
箸でちぎると弾力のある柔らかさが伝わってくる。
くるみだれをつけて口の中へ・・・
ぷ~んとくるみの香りがする。そしてほんのりあったかい。
餅や団子と違って、柔らかいながらももち米のつぶつぶ感が残るおはぎ。
そこにあのねっとりとした、あんこのような強い甘さはないけど
脂肪分が多く濃厚なくるみだれがじつによくマッチしている。
「おかわり!!」
といつも言いたいところだが、恥ずかしいので我慢する。
口直しにお漬物等の小鉢がついて、飲み物とセットで500円位かな?
ちょっと忘れてしまったけど、なかなか手ごろなお値段です。

ここはくるみおはぎの他にも、
くるみパフェやケーキなど喫茶メニューはもちろん
ランチタイムにはサンドイッチやオムライス、とろろご飯などもある。
店内はちょっとしたギャラリーのようだ。
「おひとりさま」でも気兼ねなくくつろげる空間は嬉しい限り。
5軒ほど先には、かの池波正太郎が足繁く通った蕎麦店『刀屋』がある。
名前から察する通り、ここはその系列店(確か娘さんがやってるとか)だ。
~注:2軒はしごする場合はお腹を空かせてからにしましょう~

ちなみに・・・
東御市の道の駅『雷電の里』、小諸近辺に数店舗ある蕎麦店『草笛』では
もうひとつの粉ぐるみをまぶすタイプのくるみおはぎが食べられる。
これはこれで美味しいので、こちらも是非。


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