簡単!牛すじ煮込み [食べもの]
クルマネタが続いたので
たまには女らしいとこも見せるかー(笑)
と言っても大したことないんだけどね。
私の場合料理ってほとんど自己流。
母が作る料理を食べて、見て、手伝わされて覚えたもの、
外食や友達の家で食べて、試しに作ってみたもの、
そんなものばかりなので、とても人様にお見せ出来るような
洒落たメニューじゃないんだけど、味はなかなか・・・のはず。
料理を作ること自体好きなので、ちゃんと料理教室にでも行って
立派なメニューでおもてなし出来るようにしとけばよかったかなと
今さらながら少し後悔。
前置き(言い訳)はこのへんにしといて、
メニューは・・・
「牛すじ煮込み・・またの名をすじこんちくわ」
関西じゃポピュラーな牛すじも、関東では馴染みが薄い。
最近、食もボーダレスになって(節分の太巻きみたいに)
牛すじもスーパーで手に入るし、居酒屋メニューにも
並ぶようになった。
それでも作り置いてる家庭はほとんどないよね。
私も結婚するまで(夫は兵庫出身)その存在すら知らなかった。
お好み焼き屋で「すじこんちくわ」なるものを知り、とりこになった。
関西ではおでんにも牛すじは欠かせないらしい。
もともと牛すじって捨てるような部分で
でもそういう所って実はすご~い旨みが多い。
しかも安い!昔なら肉屋さんに頼めばおからのように
タダで分けてもらえたそうだ。
脂が多いのと硬くてアクが強く、下準備が必要なことから
敬遠してしまう人も多いだろうが、やってみれば意外と簡単なので
一度試してみる価値ありですよ!
え~なにぶん自己流。誰に教わった訳でもないので
かなり適当なんですが、ご容赦くださいね。
まず、大きな鍋でお湯を沸騰させ、牛すじを茹でる。
アクがだいぶ出るので取りながら2~30分位かな?
時間はなんとなくの気分で(苦笑)
そうしたらお湯を捨て、ざっと水洗いしてまた鍋に
たっぷり水をはる。
またアクを引きながら茹でて、上の作業を繰り返す。
(要するに2回位茹でこぼすって事です)
これでアクと脂がだいたい取れてくるので、
この後は牛すじを柔らかくする為に更に茹でていく。
私の場合、茹でこぼした後、牛すじを水でよく洗って
一口大に切ってから茹でる。かなり硬い部分があるので
包丁よりキッチンバサミの方が切り易いと思う。
切り方もメニューによるんだけど、そのまま煮物として
食べるのなら3㎝大位、
お好み焼きや焼きそばに入れるんなら1㎝位に細かく切る。
鍋に水をはり、切った牛すじを入れて1時間位茹でる。
お湯が少なくなったら水を足し、まだアクが出るようなら
取りながら牛すじがだいたい柔らかくなるまで茹でる。
この時、もし脂やアクがまだ気になるようだったら
途中でお湯を捨て、水を入れ直すとよい。
茹で汁の量を牛すじがしっかりかぶる位にして
一口大に切ったこんにゃく、ちくわを入れ20分位茹で
味付けをする。・・・・砂糖、みりん、酒、塩(ちょっぴり)、しょうゆ。
分量は・・・・・スイマセン目分量なんでわかりません。
割合としては砂糖1、みりん1、酒大目、しょうゆ1.5って感じかな?
好みがあると思うので何とも言えないけど、
濃い目にしといて水分を飛ばせば冷蔵でも日持ちするので
用途に合わせて調節してもらうとしか、言いようがないんだよなぁ・・・
私は甘めに仕上げて一味唐辛子をかけて食べるのが好きなので
甘味を多めに入れてます。
ちなみに今回、牛すじ4~500g、こんにゃく400g、ちくわ長いもの3本で
砂糖みりん大さじ2、酒半カップ、しょうゆ大さじ3ちょい位入れたと思います。
しょうゆ臭さを消す為に塩もちょこっと加えました。
目分量味付けのポイントとして私は「ニオイ見」ってのをしています。
味見も大事なんだけど、熱い時、冷めた時で微妙に味って変わるし、
時間が経てば染み込んでさらに変わる。
いちいち味見するのも面倒だし、猫舌なので熱いのはコワイ。
そこで、ニオイ見。
美味しいもの、ちょうどよく味付けされたものはいいニオイがするもの。
その料理を食べた時にかいだニオイ、それと同じようなニオイ、
美味しそうなニオイがしていれば配分はほぼ正しいもんです。
最後には食べてみるけどね。
調味料を入れて、煮汁がほとんどなくなる位まで煮詰めれば出来上がり。
これ位まで煮詰めて保存。
上にも書いたけど煮汁を飛ばしとくと日持ちします。
5日~1週間位は余裕で大丈夫だと思う。(時季にもよる)
もっと保存したい場合は小分けにして冷凍すればいいし。
長期保存する時は濃い目に味付けした方が味の劣化が
目立たないですね。
さて、今日はこれに大根を加えて一品。
おととい作って放置されてたすじこんちくわを鍋に取り、
水を加えて沸騰させる。
大根を厚さ1㎝位のいちょう切りにして
鍋の中に投入。
落し蓋をして大根に色がつくまで弱火で煮る。
濃い目が好きなら煮汁なくなるまで、
薄味が好きなら大根が柔らかくなるまでと
いかようにも調節可能。
大根が柔らかくなる前に煮汁がなくなっちゃったら
お湯を足せばいいことです(邪道な料理法?)
私なんぞ、水そのまま足しちゃうけど。
はい、出来上がり~♪ 超カンタン^^
牛すじと三浦大根の煮物~
一味をたっぷりふって頂きまぁ~す。うまそー
しっかり下ごしらえをしてあるので、
全然脂っぽくなく思いの他いっぱい食べられます。
トロトロになった牛すじと、大根に染み込む出汁がたまらん!
おかずにも、お酒のつまみにもなるのでいいですよん。
大根は薄く切ればすぐ煮えるけど(帰るコール後でも間に合う!)
ゴロゴロしたのが好きなら、大きめに切って一旦茹でてから
すじこんと合わせればいいですね。
このようにすじこんちくわを作って保存しとけば
カンタンに一品出来上がります。
お好み焼き、焼きそばに入れると、味がぐっとよくなります。
チャーハンの具にしたり、うどんの具にしたり、
何しろ出汁がいいので調味料としても使えるんですねー。
便利で美味しいすじこんちくわ。
牛すじに馴染みの薄い関東の方達、
ぜひお試しあれ!
すごぉ~い!!
多才なんだなぁ...と感心。
お庭作り・お料理・車etc...幅広い!!それも極めてる感じがするっ。
和食や酒の肴をチャチャって作れる(それも美味しく)のって、本当の料理上手だと私は思ってます。味付けが微妙だからネ^^。
今度私も“すじこんちくわ”に挑戦してみます。
tonpooさん、何でも器用にこなしているように感じます。よく人に“器用貧乏”って言われませんか?(気を悪くされたらごめんなさい。)
私もよく言われるんだけど、私はそれって“得”だと思うように(無理矢理)しています。
でも、生き方がものすごく不器用なので“損”してると感じることもしばしば...。
プラスマイナスゼロなのかも...^^;
by chako (2006-05-26 23:56)
そうなの?関東ではあまり馴染みの無い食材だったの?
そういえばホルモンも関西からだもんね。
「ほる物(捨てる物)」だからホルモン。
余ったすじ煮込みをたこ焼きにいれても美味しいのよ。
by chocotan (2006-05-27 21:05)
牛スジ食べたい・・・
ご主人が関西人だからお勉強したんですか?食を併せてもらえるって嬉しいことですね。
我が奥様は自分が食べたいものしか作らないから(--;
昔良く京都に行っていたのですが九条ネギの「ネギ焼き」大好物です。
「ネギ焼き」には「牛スジ」が必要なんですが、それだけのために作るのも切なくて。
でも、こうゆうアレンジすれば良いのですね。今度時間あるとき挑戦します。
←ところで「新潟ぬれおかき」お好きですか?
by セニョ (2006-05-28 00:54)
nice!&コメント有難うございます。
>chakoさん
簡単なものしか作んないですよ~^^;
母が厳しかったんで結構手伝わされたんですよね。
それと食べるの好きなんで料理はそこそこしますけど。
そのかわり後片付け、嫌いです。アハハ
器用貧乏・・・う~んどうだろ。
なんていうか、なんでもやってみるんですけど、いい意味のオタク体質
じゃないんですよね。だからみんな浅いんです。
割合色々知ってる方なんですが、これなら負けない!ってものは
ないんですよ。だからブログでもボロが出ます(恥)
中途半端な人間なんです。
>ちょこたん
たこ焼きか~美味しそう!こっちじゃ家でたこ焼き作んないからなぁ。
ホルモンも大好き!!鶴橋だっけ?食べに行きましたよん。
>セニョさん
夫の為というより、自分が食べたくて^^(奥様と一緒です)
でもまぁ、彼も大好きだから作ってあげようかな~とは思いましたけど。
喜ぶ顔は嬉しいもんですからね。
ネギ焼きも美味しいですよね~。あれはやっぱすじですもんね。
すじこんちくわがあれば、あとはネギだけで十分美味しいですよ。
セニョさんの腕なら全然簡単に作れると思います。
ぬれ煎って好きじゃないんですけど、この「ぬれおかき」には
かなりハマってます。一回で一袋たいらげます。(太る~><)
by tonpoo (2006-05-28 04:41)
1家に1台たこ焼き機があるわけじゃないのね・・。
そちらで牛すじたこ焼き、商売してみるとか!
御殿建つかも・・。
by chocotan (2006-05-28 07:22)
ないない~(笑)
私は持ってるけど・・・たこ焼き、お好み焼きより好きだから。
牛すじたこ焼きかぁ~いいな~こっちでもあるのかな?
牛すじ御殿?ノジーナが看板娘かしら^^
by tonpoo (2006-05-29 03:49)